「仙台長なす」は、今から400年以上前の文禄2年(1593年)、仙台藩が朝鮮出兵の帰りに、博多から種を持ち帰り、領内で栽培したのが始まりと言われています。さらに、享保4年(1719年)に完成した仙台藩の地誌『奥羽観跡聞老志(おううかんせきもんろうし)』には、「広瀬川下流のものを上質とす」という記述があり、「仙台長なす」が、古くから仙台周辺で栽培されてきた歴史ある野菜ということがわかっています。(岡田の仙台長茄子漬けHPより)

吸い込まれそうな深紫色です。ヘタも柔らかく全部食べられます。噛み締めるとキュッキュッという可愛い音が。

歴史が全てでは無いですが、歴史は確かに「語ります」。iketchなすは好物で、鴨茄子、水茄子、長茄子なんでもござれ。茄子って深い紫色が美しく、独特の食感が美味しい野菜ですよね。仙台長茄子は小ぶりで傷つきやすいデリケートな野菜だそう。岡田食品工業さんではこの特徴を守るため収穫後すぐに漬け込みをするんだそうです。アントシアニン由来の美しい紫色は変色することもなく、しっかりとつけ込まれ、美味しい「仙台長茄子漬け」になります。

目を閉じると手作業で作る姿が浮かんでくるようです。手抜きしない、誠実な仕事が噛み締めると物語ます。

この色、見てください。美しいんです。吸い込まれるような紫色。噛み締めるとジュワッと広がる漬け地(漬け込みだれ)の旨み、ナスの旨みと食感。安酒じゃもったいないと、帝松辛口でお迎えしました。至福の時間がゆっくりと流れていきます。大好きなジャズの音色と共に。

噛み締めるたびにキュッキュッと応える仙台長茄子。広がる漬け地の風味とナスの旨みが口内に広がります。辛口帝松が包み込みながら喉に流し込みます。

杜の都の「美味い茄子漬け」を武蔵国の「旨い酒、帝松(辛口)」で迎えにいきましょう。忘れられないひとときですね。

美味い漬物で一献。目を閉じると鼻をくすぐる新緑の香り。杜の都は今、ここにあります。

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