と、思われた方も多いのでは。春に出回るふきは3月から5月ごろにかけて収穫された天然もので、実は価格も少し高いです。6月から10月までの間は出回らないものの、10月以降はハウス栽培された「秋フキ」が、翌5月頃まで出回っているため、比較的長い期間食べられる野菜なんですよね。フキはキク科フキ属の多年草。日本原産で近縁種の少ない独特の野菜の一つです。地上には花芽と葉が出ていますが、茎の部分は地中に伸びています。フキとは、その地下茎からでてきた葉の柄の部分にあたります。また、春一番にフキの地下茎から出てくる花のツボミがフキノトウと呼ばれています。最近は水煮が出回っているので遠慮なく使っていきますね。フキの栄養素としては可食部100gあたりの生のフキに含まれる水分は95.8g、およそ96%が水分です。3大栄養素に関しては、炭水化物が3.0g、たんぱく質は0.3g、脂質は0g。カロリーも11kcalと非常に低いのが特徴。カリウム、カルシウムや食物繊維が多く、独特の苦味成分にはポリフェノールが含まれます。栄養素は加熱すると幾分減少するんですが、アク抜きしないと食べられないので栄養素の摂取というよりは季節の風物詩的な食材と捉えて、楽しんでいきたいものです。和食よりのお弁当のおかずや、副菜、酒の肴として一品加えてみませんか? 黄金のだしを使った「Tomochan'sせれくと」です(顆粒のだしでも作れますが、ここは)!

会席料理の煮物で出てくるレベルです。日本酒好きな人ならわかる味。

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