何を言い出すんだ... iketchと、困惑する人々を置き去りにして、黙々と調理に励んでいくわけですが、ささみ。厄介なお肉ですよね。焼くとすぐパサつくし、硬くなってしまうし。ささみはむね肉の一部で、肉に厚みがあり、見た目は白っぽい肌色をしています。 つまり、同じむね肉の中でも、一羽からわずかしか取れないのがささみ、それ以外がむね肉として販売されているということです。希少部位ですね。ニワトリの、ささの葉のような形をした、やわらかい胸の肉なので「笹身」とも書きます。牛肉でいうところのヒレに当たりますので、胸肉とはいえ旨味は十分。だから焼き鳥でも人気の商品な訳です。「タンパク質の含有率は、どちらも100グラム中、約23グラムですが、ムネ肉は100グラム中、脂質が1.9グラムあるのに対し、ササミは0.8グラム。 鶏肉のなかでも最も脂質が少ないのがササミだからです。」とネットにありましたので脂質が少ない上にタンパク質の補給源としてはとても優秀な食材ですね。まぁ、栄養素もなんですが、iketchもたまに無性に食べたくなるお肉です。脂質が少ない分、焼くとパサツキがちなのは宿命、そこにあえてメスを入れていきます。じゃ、どうするか? そう、オイルを足してやればいいんですよ。薄皮を剥いで、筋を取り、水分を拭き取った後は「カットして小さじ一杯のオリーブオイルと絡める」というのが下処理と覚えておきましょう。この後、軽く塩をふり、フライパンで焼くだけで、美味しいささみの焼き鳥一丁上がりです。中まで火が通っているのにしっとりした食感がたまりません。焼き鳥はなんでも遠赤外線で焼けばいいというわけではありません。素材の持ち味を生かすように調理してあげることが、結局、一番美味しいということなんです。

ね、美味しそうでしょ? こういう料理が結局、一番美味いわけですよ。焼いただけ。
刻んだ大葉、練り梅、わさびで味かえしながらのんびり、まったりいきましょうよ。今日も一日お疲れ様でした。

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