こだわらない、もつ鍋！

こだわらないのかよ！　なんか衝撃的なタイトルをつけているんですが、大丈夫、これであっています。こだわらないのがこだわり（キリッ）。意味不明ですが、そろそろ真面目にやります。他の鍋と違ってシマチョウ（牛のホルモン）を使うとすごく脂と出汁が出ます。ネットや書籍のレシピを見ると具材が少ない（キャベツ、にら、シマチョウ）のでみなさん、スープにこだわりがあるみたいです。それを否定しません。醤油でも、味噌でもそれ以外でもおいしけりゃOKです。ただね、もったいないな〜とiketchは思うわけです。せっかくいい出汁が出るんなら、それをメインにしていかないと。iketch流は簡単です。シマチョウ、キャベツ、にら、豆腐、ニンニク、輪切り唐辛子、水、麺つゆ、以上です。これ以上は何も足しません。塩も、醤油も、味噌も、うま味調味料も入りません。「えっ、味薄くないですか？」と言われそうですが、鍋って1〜２分で食べ終えたりしないですよね。クツクツしながら少しづつ、ハフハフと食べるのが美味しい。その間にじっくりシマチョウとキャベツの旨味が染み出していくんです。だから麺つゆオンリー。食べ終わってからのうどんや雑炊がたまらなく美味しいです。ちょっと薄味なくらいの麺つゆにたっぷりの旨味を溶かしていきましょ。出汁職人iketchからの提案でした！