忙しない日々を送りながら、楽しいはずの「今日何食べようかな?」の思いは、結局「もぅ、なんでもいいや」とか「朝は(昼は)食べなくていいや」に変わってませんか? 僕はしょっちゅうそれでした。再三書いてきたんですけど、食事をとるというのは栄養補給の目的だけではないんですよね。食べながらこの食事までの自分を振り返ったり、今後の自分の時間の使い方を考えたり、家族を思ったり、仲間を思ったり... 自分自身を前に向かせるための大事なひとときだと僕は考えます。「気持ちを切り替えて」なんて世間様は簡単に言いますが、僕は「あなたはできてるんですか?」っていつも心で思っていました。嫌味とかネガティブトークじゃなくて、それができないから、多くの人にはストレスなんです。僕は食事が取れなくても、上司に文句言われても半ば強制的に自分を前向かせてきたし、それがやって来れているからいいんですけど、多くの人には前むくきっかけが必要だと思います。その一つが、食事なんです。突然、目の前に料理が現れるから、食べることに気持ちを切り替えざるを得ない、そんな状況が作り出しやすいんですよね、食事は。仕事をしていた頃よりは時間にゆとりがある僕ですが、役所に行ったり、他の町に出かけたり、なんかの手続きしてたり、それがほとんど夕方までには終わらせなくちゃだから、のんびりもしてられません。明日やればいいや、がまかり通る今の自分だから「今やらなきゃ、この日までに終わらせなきゃ」と言い聞かせて、ギリギリで朝食の準備をしたり、晩酌の肴を考えたりしています。これで、前と同じ日常に戻った時に成長している自分がいると信じて。

ベーコン、レタス、トマトにチーズとシーザードレッシングを添えて。愛される理由は気持ちが上がる彩にあるのかもしれませんね。

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