近所のマミーマートさんやベルクスさんは時折「おっ!」と思うものを仕入れてくれているので、いつも楽しみにしているんですが、ありましたよ、「馬刺し」の冷凍。ところで、「馬刺し」は馬肉生産量日本一・熊本の名物。 薄く切った生の馬肉を薄切りのたまねぎやおろししょうが、にんにくなどと一緒に甘口の醤油をつけて食べます。 低脂肪、低カロリー、高タンパクで鉄分やカルシウム、亜鉛などミネラルも豊富。熊本では昔から滋養強壮に食されてきました。「でも、生肉でしょ、大丈夫? 牛肉のユッケとか店からなくなったじゃない」と心配される方もいらっしゃるのでは。馬肉は牛肉や豚肉といった家畜と比べると体温が高く40度ほどあり、雑菌が増殖しにくいから大丈夫なんです。 ほかの動物と違い、元から雑菌を保有していないことが、生で食べられる理由です。で、問題は肉ではなくて醤油。ヤマホの醤油を使い切りましたので(かえしに使用しました。また、買いますよ!)、急遽チャンスと思い熊本の老舗から取り寄せました。浜田醤油さんの「濃口醤油 大和」です。「馬刺し」の醤油は濃口の甘口じゃないと合わないんです。砂糖を足せばいい、という問題ではなく醤油からもたらされる甘味が「馬刺し」を美味しくします。ちょっと別に作りたい料理もいくつかあったので購入しました。タイミングよく「馬刺し」の冷凍が手に入ったのでこれは紹介するしかないな、となったわけです。ちょっと古くからやってる居酒屋さんだと置いてあったりしますよね。冷凍で仕入れられるから管理も楽ですし。ただ、問題はやはり醤油なんです。いわゆる、流通している普通の醤油はご法度、美味しくないです。醤油って本当に地域性が出ます。今日は食べるだけですが、九州の醤油を使ったレシピも公開していきますね。では、いただきます!

馬肉は半解凍状態を肉の繊維を断つように削ぎ切りにしました。
やや硬めの肉質も薄切りの削ぎ切りならばっちり食べやすいです。
独特の甘味がある醤油です。

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