男の子が好きそうなやつですよね、これ。炭水化物イン炭水化物。焼きそばロールとか、ナポリタンロール、グラコロみたいな罪悪感がある食べ物です。でもね、たまんない訳ですよこういうの。僕なんかは今こんな風に単体で作るからそうでも無いですけど、居酒屋だったら唐揚げ、ポテトフライ、焼き鳥、まぁ申し訳程度にサラダみたいなもの食べて飲んどいて、これでしょう? 完全に若気の至りですよね... ええと... 前向いていこうぜ! 「居酒屋仕立てのそばめし」のご紹介です。もともとそばめしは、昭和30年頃から兵庫県神戸市のお好み焼き屋さんで作られていたローカルフード。関西のお好み焼き屋さんとかでは一般的だったかもしれませんが、大学時代京都で過ごし、神戸に遊びに行った自分も目にしたことのない食べ物です。それもそのはず、何でも工場で働く人たちが、昼ごはんに冷たくなった弁当の飯を焼きそばと一緒に炒めてもらったのが始まりだとか。いわゆる、裏メニューで、あえて商品として売ってはいなかったようです。名古屋とかでも割とそうだったんですけど、なんか西よりはお好み焼きや、焼きそばと白飯食べてるイメージあるのであまり違和感も感じません。そんなネットもなかった時代に「そばめし」という形で実店舗にメニューとして登場したのが1985年。冷凍食品のニチロさんが2000年に冷凍食品として売り出して、人気に火がつきました。今はスーパーで冷凍チャーハンなんかと同じところで売ってますよね。ソース味の焼き飯に焼きそば麺やら豚肉やら野菜が混ぜられ、鉄板で焼かれた料理です。一つのお皿に合理的にまとまっているあたりが、あれこれ皿や茶碗を持ち替えずに食べられるので根付いたのでしょうね。労働者の知恵です。お話しててもお腹は膨れません。居酒屋流にパパッとスパイシーなの作りましょうか!

香ばしくて、食欲そそるソース味。フライパンで作れますが、ホットプレート囲んでワイワイ作るのもいいですね。

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