幾度となく登場している十八番「麻婆豆腐」。過去記事の中で「色々な形で紹介する」といったまま、いつも通りのものを作っている自分がいました。大好物な上に鉄板レシピで作るもんだから、全然さすらっていません。去年、先輩が賄いで「甘い麻婆豆腐」を作ってくれたんですが、それがとても美味しくて、汗出る辛さなのにほんのり甘いことに衝撃を受けました。先輩は「砂糖入れただけだよ」なんて笑っていたんですが、iketchもチャレンジすべく砂糖を大さじ1加えてみました。これ「抑制効果」って言います。異なる味の成分を2つ以上混ぜたときに、そのうち1つあるいは全ての味が弱く感じられる効果です。例えばコーヒー+砂糖(苦味が抑えられ、ほんのり甘みを感じる)、酸味の強い柑橘類+甘味料(強い酸味が抑えられ、ほんのり甘みを感じる)なんかがそれに当たります。グレープフルーツにちょっとシロップをかけると美味しく感じるあれです。こういうことが日常でさらっとできてしまうところに先輩のセンスと実力を感じます。まだ、完治には遠いですが「ご飯に合う麻婆豆腐」がレパートリーに加わったことなので、元気出していきましょう。いただきます!

いつものレシピに大さじ1の砂糖を加えただけで、甘辛い麻婆豆腐ができました。頭を柔くして、いろんなことを学んでいく(思い出していく)1年にしたいですね。

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