ビールを楽しめるあっさりした小鉢をいっときましょう。日本のトマトは総じて甘いです。だから、トマトを主体としてサラダやそのままで使うのは問題ないんですが、他の食材と絡めるととにかくうるさいです。主張しすぎるというか、目立ちすぎるというかトマトに味全てを持っていかれます。ですから、合わせる材料はほんとに考えます。僕は普段トマトソースを作ったりするときはホールトマト(缶/海外産)を用いています。トルコ産、イタリア産はトマトの果肉感、旨味は十分ですが、甘みが抑えられているのでスープや料理のベースとして使いやすいです。で、日本産はというとやはり付け合わせや、生食で使うことがほとんどです。まぁ、あーだこーだ文句言わずに、それぞれの特徴を活かしていきましょう! 今回は単体で味の強い食材をぶつけてみました。とはいえ、塩胡椒は加えていません。そこら辺はみなさんにお任せします。明太子の塩味はそのまま使って、かつ味的にぼんやりする部分はラー油でしめました。トマトは油との相性がすごく良いので(トマトとオリーブオイルってよく聞く組み合わせですよね)、旨味を引き出しつつ辛味でシャキッとさせる感じです。ビールのお供というと濃い料理なんですが旨味と、甘み塩味のコントラストをはっきりさせれば「お肉入ってないのに、美味しい!」と言ってもらえる一品に仕上がります。ヘルシーなんて言葉が似合わないiketchですが、こんなのもよくないですか?

ピンク色の明太子みぞれがトマトを引き立てます。明太みぞれは卵焼きなど他の料理でも使えるので覚えておいていただければと思います。

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