はい、というわけで元麺職人iketchが色々な麺料理を調理する「ご麺なすって! 2026」スタートしました!(拍手)
日本のみならず、麺料理は世界のスタンダード。イタリア、中国を初め多くの国で麺状になった料理は色々な形で定着しています。特に日本は古来からのうどん、蕎麦をはじめとしてラーメン、パスタ、ビーフンなど麺の種類にいとまがありません。お米の国日本なんですが、みんな好きなんですよね、麺料理。そんな麺料理を色々紐解きながら、豊かで多彩な麺調理に挑戦していきます!
さて、今回は新潟県新発田市のソウルフード「オッチャホイ」です。

「オッチャホイとはきしめんのような平麺をもやし、卵、小松菜、キャベツと一緒に料理した、新潟県新発田市の東南アジア風郷土料理である。油で炒めてからニンニクと唐辛子を加えた「皿オッチャホイ」と、唐辛子を使わず鶏や豚のうまみの効いたスープに入った「汁オッチャホイ」がある。」(Wikipedia)
お父様がシンガポールでホテルの支配人をしていたという「オッチャホイ」創出者は、親が好きだった屋台のあの味を日本に紹介したいと奮闘し、新潟県新発田市に「シンガポール食堂」を開店しました。独特の平べったい麺に辛口のソース、たっぷりの野菜えび、肉、卵で彩られた料理はたちまち新発田市民の心を掴みました。上述のように形態は2種類。汁オッチャホイと皿オッチャホイ。そのまま頼むと皿オッチャホイが提供されるようです。前者は辛口エスニックテイスト焼ききしめん、後者はちゃんぽんに近いそうです。iketchは前者の皿オッチャホイに挑みます。
これ、敷居が高いな〜 と思ったのはシラチャーソースとナンプラー。常備している家庭はほぼないと思います。僕もシラチャーはAmazonで入手したくらいです(後日、イオンスタイルで見つけました)。なので今回は世界の日常食を紹介するというスタンスでの理解をお願いします。世界の人々が日々使っている調味料が必ずしも日本のスタンダードではないということです。で、色々面白い事実が判明しました。
シンガポールにオッチャホイという料理はない
iketchの思考が停止しました。缶チューハイを片手に情報を探っていた僕は白目を剥いてパソコンのモニター前に鎮座していました...
「オーナー。あんた、シンガポールで何をみたんだ?」
似た料理はシンガポールにあるそうですが、名称が一致しません。オッチャホイって...
創出者はこの世を去られ、現在「シンガポール食堂」で腕をふるう2代目によると...
「オッチャホイ? 名前の由来は自分も知りません」
「.... 」
わからないものが大人気なのか... 意味がわからない。材料を揃えながら時々胸をよぎる不安... 大丈夫だよな、信じていいんだよな、新発田の民よ! で、作って、食べてみたところ...

「いっちゃんおいしい」
わけです。食べたことのない味わいでした。でも、忘れられない味になる。iketchのレシピノートに新しい一歩が刻まれました。茹できしめんを使ったんですけど、茹でうどんももちろんアリですし、ゆで麺(焼きそば麺)、ビーフン、春雨もいけますね。野菜だけ入れて野菜炒めにしてもいいし、お肉をもうちょっと増やして餡かけっぽくしても美味しそう! この独特なソースのなせる技です。なんだよ、新発田民、いいもん食ってんな(失礼すぎ)!
シラチャーソースとナンプラー、そして新潟... およそ絡みそうもないキーワードが組み合わさった時起こる奇跡。美味しいものを届けたい思いは遠く離れた新潟の地から、強い光を放っていました。ご馳走様!
追記:調整ポイント by流離の調理師
この度のレシピはクックパッド「オッチャホイ ちゃうちゃう@cook _4042322」さんのレシピを参考に調理させていただきました。シラチャーソースはかなり胡椒の効いた調味料ですので大さじ2/3からの分量になっていますが大さじ1/2くらいのコントロールが良いかと思います。ナンプラーはもう小さじ1のせてエスニック感を出しました。もう、きしめん食べてる感覚はありません(名古屋出身(笑))。椎茸入れ忘れたんですが、スライスして3〜4切れ入れるともう少し複雑な旨みがのると思います! 美味しいレシピに感謝です! ではまた。









