「熊谷市妻沼地域は、江戸時代は利根川の水運で栄え、田んぼと畑の豊かな大地に米や妻沼在来大豆が栽培されてきた。貴重な米と高価であった油揚げを用いた聖天ずしは、祭事や行事の日に食べられるハレの日の料理であった。 妻沼の聖天様と言えば門前で売られる聖天ずしと言われるように、聖天ずしは、江戸の昔から変わらぬ味と姿で現在まで食べ継がれてきた。 聖天ずしは、稲荷ずし3本と巻きずし4切れを1人前としており、その大きさから腹持ちが良いことも、地域の人々に好まれた理由の一つである。」(農林水産省「うちの郷土料理」より抜粋)。熊谷市妻沼(めぬま)の「聖天寿司(しょうでんずし)」を食べられる店舗は、国宝「妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)」のすぐ近くにあります。現在付近では「聖天寿し」「森川寿し」「小林寿し」の3店が「聖天寿司」を販売しています。ネットで調べてみるとわかると思うのですが、とにかくいなり寿司が大きいです。通常いなりの2.5〜3個分はあろういなり寿司と、かんぴょう巻きのセットで見た目以上にお腹も大満足そうな料理に今回はチャレンジです。さて、「妻沼聖天山」にお越しで上記店舗にて聖天寿司をお求めの方は朝9:00〜なくなり次第終了(熊谷はうどんやさんとかもこのタイプが多いです。13時すぎには営業終了があるので注意です)とのことですので、前日あたりに熊谷入りして、早朝からお参りに出かけ入手するのが吉と思われます。出会えたら「ご縁」がありそうですね。
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聖天寿司
ご飯1合、酢30cc、塩小1、砂糖大1、きつね揚げ煮(油揚げ2枚、かんぴょう湯戻し10g、干し椎茸1個、水200cc、和風顆粒だしの素小1、醤油大1、みりん大1、砂糖大1、酒大1)、でんぶ20g、のり大判1枚
1:ご飯をボールに入れ酢、塩、砂糖を入れ混ぜ合わせる
2:きつね揚げ煮を煮詰めていき、煮汁が減ったら粗熱をとる
3:いなり寿司、ふと巻き寿司をそれぞれ作り、完成