焼いた厚揚げを生姜醤油でいただく、なんてのが居酒屋メニューにあったりしますが、「大将の八方だし」を使ってもうちょっと小料理屋風に仕立てみましょうか。旬のミニトマトと絹豆腐の厚揚げを特製だし醤油で仕上げた「トマトと厚揚げのだし醤油」の登場です。

使う出汁はほんのちょっとなので、残りは別の料理に使用します。ただ、こういう料理は「引き立てのだし」で作るのがいいんですよね。香るし滋味深さも感じられます。例によって、コツもへったくれもないんですが、やはり「だしは引いてください」です。顆粒のヤツでもいけるんですが、味が強く出過ぎますので過去ブログ「だしの取り方」を参考にしてもらって、少量でも良いので作ってみてください。生姜も高いものではないので、生を買っておろして使いましょう。皮の部分は完全に削り取らずに粗おろしっぽく仕上げると香りたちます。たったそれだけで小料理屋の粋な一品が完成します。何事もチャレンジ、チャレンジ!

秘伝の生姜だし醤油で頂く、焼いた厚揚げと、ミニトマト。粋なご馳走小鉢です!

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