町中華で心ときめく、あの料理。ご飯が進む安心感、「酢豚」を紹介します。なんとなく広東料理なんだろうなとネットをさすらっていたら大きく「酢+ケチャップ」でいろんな野菜を味付けした咕咾肉:クーラオロウというのと、「骨つき豚肉を黒酢の甘酢」で絡めた中国南東部の郷土料理、糖醋排骨:タンツーパイグーにルーツがあるようです。ちなみに町中華や、欧米人が好きなタイプは前者。とは言ってもボーダーは無くなっていて、黒酢酢豚と称していわゆる咕咾肉:クーラオロウタイプを出す店もたくさんあります。今回目指すのは町中華、酢豚定食で食べるような「酢豚」です。調理自体は難しくないんですが、段取りが全ての料理なので、キッチンに立ったら一気に作り上げるくらいの気持ちでいてくださいね。出来上がりの満足感は保証します。それでは、美味しいやつ、いってみましょう!
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町中華の酢豚
①豚の下ごしらえ(豚ロース厚切り肉200g、片栗粉大2、水大1、醤油大1、塩胡椒少々)、②野菜の下ごしらえ(目安50gくらいの野菜乱切りを4〜5種類用意する)※今回は筍、スナップエンドウ、ニンジン、玉ねぎ、パプリカ黄で250g位が目安、1.5〜2人前になります。③甘酢あんベース(ケチャップ大3、酢大3、砂糖大3、醤油大1:鶏ガラスープの素小2、お湯100cc)、④とろみ粉(片栗粉大2、水大1)
1:①について一口大にカットした豚肉を上記調味料とともに揉み込んでおく
2:②について、カットした野菜をサラダ油(分量外)を入れたフライパンで揚げ焼きにする。食材で火の通り方が違うので軽く揚げ色がついたら出来上がり。ステンレスのザルなどにあげて油を切っておく
3:③について材料は全て混ぜ合わせておく、その後④をくわえる※お湯を使うと、酸味が和らぎます。④を別にしたのはダマになりやすいからです。
4:豚肉をカリッと揚げます。フライパンの油はそのままでいいですが、味付けなので170度くらいに落とすと焦げにくいです
5:別のフライパンに(自分は豚肉を揚げた後、油を油かんに濾し、フライパンをキッチンペーパーなどで拭きあげて使います)素揚げ野菜と豚の唐揚げを入れ、3の調味料を加えて中火で加熱します
6:大きく絡めながら、とろみが出てきたら器に盛り付けて、完成。お疲れ様でした!