今日は麺つゆのチューンナップと旨いかけそばの作り方について語りましょう。麺つゆってとても便利な代物で「かえし(醤油+砂糖+味醂)」と「だし(鰹、飛び魚、さば、こんぶ、あじなど)」、その他の調味料(鶏エキス、アミノ酸調味料)でできています。作る料理によって水の比率が違いますが、基本希釈するだけでお目当ての味に持っていけます。皆さんも重宝しているのではないでしょうか。

月見ハイカラからいきましょう。これは卵を600w 20秒ほどレンジアップしてのせてます。つゆは本文の通りヤマキ麺つゆと水=1:3+顆粒だしの素2g、醤油小1で加熱して作りました。

昔はメーカーによって希釈率も様々でしたが、今はほとんど2倍か3倍希釈なので使いやすくなりました。で、希釈率だけものによって違うので間違えないようにすれば、かけそばのベースが簡単に作れます。ヤマキの麺つゆを例に挙げると2倍希釈となっていて「麺つゆ:水=1:3」で完成します。手鍋で温めてもいいし、レンジアップでもいいです。で、かけうどんのつゆならこれで完璧なんですが、かけそばのつゆだといささかパンチが足りません。

冷やしぶっ(かけ)そばは希釈率1:2にしてます。1:1だとしょっぱさが出てくるので。顆粒だしの素2gと醤油小1は同じです。加熱したものを冷蔵庫で冷やしてかけています。

こちらは海老天おろしなめこぶっそば。上記と同じですが、なめこも同様のつゆで煮込んで冷やしてあります。

えび天とろろぶっそば。同様ですが100gのとろろに10mlの同じつゆを混ぜこんでいます。色は少し茶色っぽいですがそばやつゆとの親和性は抜群で美味しいです。

舞茸天そば。こちらは1:3の希釈率になります。これに顆粒だしの素2gと醤油小1です。熱々のつゆにしっかり冷水で滑りをとり温めたそば、熱々の天ぷらをのせています。これでバッチリ美味しいです。

そこで希釈した麺つゆに2gの顆粒だしの素と普通の濃口醤油小さじ1をプラスしてやります。これで香りと醤油感が出て、かけそばに合うつゆになります。蕎麦つゆはかけでももり(ざる)でも、香りと味が強いです。これ、だしに起因しています。

うどんは鰹とサバ、アジなど色々な魚をブレンドして複雑で香りと旨みに層があるだしを引きます。一方、そばは鰹と違う種類の鰹のように同類の魚を重ねて香りと旨みを引き出します。理由があって小麦の香りよりそばの香りが強いためです。小麦主体のうどんはだしを優しくしても小麦の香りが生かせますが、そば粉主体のそばはだしを強くしないとそばの香りにつゆの香りが負けてしまい、物足りない食べ心地になります。かけそばとかけうどんってつゆが違うってことです。もっともそば粉の使用量を減らせば、うどんつゆでも問題ありません。二八から上、十割そばなどはそば専用のつゆにした方が、そばの風味も活かせます。

だから以前の職場の時は「もり(ざる)うどんつゆ」「かけうどんつゆ」「蕎麦つゆ」「そばかけつゆ」「ごまつゆ」「その他つゆ」という具合に準備するのも、間違えずに作るも大変でした。「温めるか、冷やすか、うどんかそばかの違いだろ?」と言われるかもしれませんが、もう、麺の茹で時間から違いますよ。別物です。もりうどんのつゆにもりそばだと味が薄く感じますし、そばかけつゆにかけうどんだとしょっぱく感じます。こういった事例を踏まえて今回「だし強化月間」ということもありますので記事にしてみました。写真に色々コメント添えましたので参考にしてみてくださいね。

かき揚げ天そば、うどんは5連発でいきます。まずはスーパーのかき揚げをあげなおしたものを載せた温かいかき揚げ天うどん。2度揚げなので色は今ひとつですが、サクサクして美味しいです。ちなみに希釈率は1:3ブーストなしです。そのままで大丈夫です

 

こちらは希釈率1:1で、もり(ざる)うどんの希釈率です。めんどくさかったのでつゆ椀のつゆをかけたものです(笑)。うどんならOKですが、そばだと薄味かもしれませんので、ブーストアップしてみてください。かき揚げは違うスーパーのものです。そばでもうどんでも食べてるうちにつゆが染みて少ししょっぱくなってきます。写真のように横着せず、つゆにつけて食べてくださいね

温かいかき揚げうどん。希釈率は1:3でブーストなし。かき揚げは冷凍のもので、綺麗なんですがつゆに入れてもパサつきを感じます。

冷たいかき揚げぶっそば。同じかき揚げなんですが10秒ほどレンジアップしたものを挙げてみました。若干ですがかき揚げにしっとり感が戻って食べやすくなりました。蕎麦かけつゆブーストアップしてます。

最後は温かき揚げそばです。かき揚げは手作りでやっぱり美味しい。蕎麦つゆは1:3希釈でブースト済み熱々です。

寒くなってくると、いよいよ温かいそばやうどんが恋しくなります。麺つゆに甘えすぎず、「どうやったら美味しくなるのか?」というゴールを見失わないように、「美味しい!」を追求していきましょう! では、また!

追記:ヤマキ麺つゆ(iketch監修ブーストアップアレンジ)

もり(ざる)うどん=麺つゆ:水=1:1

もり(ざる)そば=麺つゆ:水=1:1+顆粒だしの素2g+醤油小1

冷やしぶっかけうどん=麺つゆ:水=1:2+顆粒だしの素2g+醤油小1

冷やしぶっかけそば=麺つゆ:水=1:2+顆粒だしの素2g+醤油小1

かけうどん=麺つゆ:水=1:3

かけそば=麺つゆ:水=1:3+顆粒だしの素2g+醤油小1

なめこ、山菜、きのこなどは同種類のそばうどんのつゆで軽く煮込むと美味しいですよ! 温かいつゆも冷たいつゆも必ず1度温めてから使用してください。(冷たいつゆも温めたつゆを冷蔵庫などで冷やすこと)

プロの一手間でした!

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