誰と戦っているのかわけがわかりませんが、僕の信条に「ポテサラの上手い料理屋はハズレなし」っていうのがあります。昔、松重さん主演のドラマ「孤独のグルメ」で、主人公の五郎ちゃんがいってたセリフにすごく共感しました。ホント、そう思います。ポテトサラダ、簡単ですよね。「ポテトを中心に他の具材をマヨネーズで混ぜる」だけ。ここ、違います。マヨネーズの味に負けず、水分でベチャベチャにならず、ポテトが中心にいて他の食材をまとめながら、はっきりサラダを主張する... だから混ぜちゃうんですよね、やっぱり。ポテトサラダは和えます。「和える」というのは魚介類、野菜などを味噌(酢、ごま)などで混ぜ合わせるとあります。もうちょっと細かくいうと「混ぜる>和える」です。混ぜすぎてはいけないんですよね。coconalaブログで「左利きの侍」さんが、的確に表現してくれています。2つ以上の食物の形が変わらない程度に混ぜることを「和える」、形が変わって一体化するくらいに混ぜることを「混ぜる」と述べています。まさにこれです。混ぜすぎたポテトサラダは、粘度が高くて食べにくい、舌が休まらない。1度溶けてしまったアイスクリームみたいに口の中が落ち着かないです。ところで、英語だとわかりやすいです。mix=完全に分離できない状態に混ぜること、toss=和えること、stir=液体を混ぜること、whip=固まるまで強く混ぜること、混ぜるだけでこんなに言葉があります。驚きですよね! 「ポテトサラダは和えます」これが僕の正義。ポテトサラダは和えるという操作でこんなに美味しくなる! これちゃんとできてるお店は、調理って何かわかってます。さ、皆さんも遠慮なくそのコツ、拝借しましょう!

粗挽き胡椒は、食べる直前で軽く一振り。香ばしさが違います。

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