えびすは日本の神で、現在では七福神の一員として日本古来の唯一(その他はインドまたは中国由来)の福の神です。古くから漁業の神でもあり、後に留守神、さらには商いの神ともされました。夷、戎、胡、蛭子、蝦夷、恵比須、恵比寿、恵美須、恵美寿などとも表記し、えびっさん、えべっさん、おべっさんなどとも呼称されています。日本古来の福の神であり、七福神の一柱として広く親しまれている神様ですね。

右手に釣竿を持ち、左脇に大きな鯛を抱え、満面の笑みを浮かべている姿が一般的です。見ているだけで幸せになってきます。もともとは漁業の神(大漁満足・海上安全)でしたが、時代とともに農耕の神、そして商売繁盛・五穀豊穣をもたらす「商いの神」として強く信仰されるようになりました。僕にとっては縁の深い神様です。その名前を冠したビール、ご存知「エビスビール」をご紹介いたします。

130年の時を超え、ビール界絶対的王者として君臨する「プレミアム エビスビール」! 紹介せずに「美居る。2026」は終われません!

ヱビスビール(エビスビール、恵比寿ビール、YEBISU)は、サッポロビールが製造・販売する麦芽100%ビールのブランド(商標)。プレミアムビールに分類されています。サッポロビールの前身である日本麦酒醸造會社に、ドイツ人技師カール・カイザーを招聘して醸造されたビールだそうで、当時の名称は「恵比寿麦酒」でした。

「1943年(昭和18年)にビールが配給制になり、名称が「麦酒」に統一されたことで一旦消滅しますが、1971年(昭和46年)に戦後初の麦芽100%使用のビール(熱処理)として復活しました。1980年代前半に低迷期に陥ったものの、1986年(昭和61年)にパッケージデザインの変更と中味の生ビール化、1988年(昭和63年)に漫画「美味しんぼ」の『五十年目の味覚(後編)』(単行本第16巻)で取り上げられたことなどが契機となり、売上が回復し伸びていきました。」(Wikipediaより抜粋)

紆余曲折あったみたいですが、さすが福の神を冠したビールなだけあります。ちゃんと令和に鎮座してます。重くて、濃くて、深いビールです。もう、感想はそれくらいです。サントリープレミアムモルツが一世を風靡したことで、やや、プレミアムビールとしての地位は落ち着きましたが、こちらが元祖です。

何年ぶりだろ。プシュッと缶蓋を開けてみます。そう、香り立つんよ、香り。ビールとしての強い芳香。早速、一口...

「 ... きたな... えべっさん... 」

深い、重い、濃い、やっぱり変わらない重量感を感じるビールです。ビール好きがちゃんと向き合わないといけないようなビールです。でも、このビールを残したかった人々の想いが伝わってくるようです。いい日本酒と向き合う感覚で向き合ってほしいビールです。

「旨いが磨かれ続けて、仙人になったようなビールだ... 」

こんな感想ですみません。THE えびす、THEビール、です。もはや誰でもない、それこそ、神のようなビールだと思います。つまみ... 要りません。向き合いましょう、えべっさんと。鯛を抱えてにこやかに笑う恵比寿さんの前で頂く、極上の一杯。恵比寿さんは笑ってる。つい、僕も吹き出す。

「苦いか? それがビールだ。ははははははは!」

僕は思わず笑顔になる。そうですよね、それが本来ビールですよね。でも、この苦さを知るから、甘さが尊いんですよね。恵比寿さんは笑ってる。ずっと笑ってる。この苦さを知るから人は優しくなれる。人は大人になれる。大人になるから尊さを学ぶ。尊さを学ぶから... 僕はえべっさんの膝枕で眠りに落ちていました。

ビールは苦い、ビールは濃い、ビールは深いと教えてくれる神様を冠した伝統のビールです。日本の大切な守り神を戴いたビール、永遠に。

いかがだったでしょうか「美居る。2026」。ビールだけじゃないんですが、この「一つのモノに賭ける情熱」を知っていただけたんじゃないかと思います。すごいですよね、もう、物語だけでこの一杯のビールが尊い。色々な人々の思いをのせて、さらに日本のビールは羽ばたいていくと思います。どこまで見守っていられるか、iketchにはわかりませんが、この素晴らしいプロダクツと共に駆け抜けた人生を忘れたくない、と思いました。

明日の日本に乾杯、諸先輩がたに乾杯、かけがえのない仲間、親友に乾杯、この国を支えていく若い君たちに乾杯。

「えびす来て 秋の夜空に吹く(福)ぞかし 今宵美居るは あけど来るまで」

あなかしこ、あなかしこ。

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