旨いカレーうどんって結局、おだしに左右されると思うんですね。今回レトルトカレー(PV/プライベートブランドの略。メーカーさんの有名ブランドではなく、スーパー個別のブランド。例えばトップバリュとかです)とヤマキさんのめんつゆで仕立てたんですけど、普通にうどん屋、蕎麦屋のカレーうどんになりました。これ、iketchが優れてるとかじゃなくて、日本人が「だし」の旨みを求めてるからなんですよ。
正直PVのレトルトカレーって微妙です。味もぼんやりだし、具材も気持ち程度だし。これ、カレーライスにすると途中で飽きてきます。惰性で食べてる感じです。違うんですよ、おだしを効かせると。今回は某スーパーのPV、購入価格¥100のものを使いました。麺つゆはこのところずっとお世話になっている老舗、ヤマキさんの麺つゆです。具材はレトルトカレー内のにんじん、じゃがいも、お肉。トッピングで使うネギ。麺は坂戸の守護神「岩崎食品工業」の地粉うどん(埼玉県産小麦100%、でも¥100くらいのゆでめんです。これ、大好き♪)、で、ヤマキ師匠と「水」これでいきます。今回も余計なことしません(醤油、味醂足すとか、特殊なスパイス使うとかです)。

おだしを効かせた「ヤマキの麺つゆ」はかけ仕様、1:3でいきます。水60mlに対して麺つゆ20mlの80mlつゆです。これを手鍋に入れ、レトルトカレー(標準的な200g前後のやつです)と合わせ、温めます。同時進行で別鍋に湯を沸かし、こちらは2分で麺を茹でます。
温めた器に湯切りした麺を入れ、温めたカレーつゆをイン。薬味は小口ネギ10gだけです。
過去ブログ(カレーうどんで検索)でもやってるんですが、あれとレシピは一緒です。ただ、今月は「だし強化月間」さらっと流すわけにはいきません。真面目に作ってみて、どう、美味しいのか調べていきます。実食。
「... 美味しい。なんだろう。カレーのスパイスじゃなくて、だしが前に出てきてる。鰹だ」
これがiketchの第一声です。そうそう、カレーライスで感じる一口目じゃないんだよな。一口目から「... あぁ〜 」ってなるやつ。わかります? ほっとするっていうか、異国の辛い食べ物を食べてるはずなのに。辛さは感じず、そのうまさだけをお出汁が伝えてくる感じが。「おだし」ってさ、これができるんだよ。これあらゆる料理のヒントだと思うんです。香りとスパイス感はもちろん最初に感じます。鰹は香りません、それぐらいカレーって強い食材です。小麦の香りも... うん、岩崎さん、ごめん、カレーはやっぱ強い。小麦はほとんど存在感がありません。師匠、たのんます!


うどんと一緒にカレーつゆを啜ると... 来た、きました鰹の香りと旨み! カレーの海の中で、ビッチビチ跳ねてる! 跳ねてる!! 笑っちゃいましたよ、iketch。そうそう、これこれ。インド人びっくりなやつ。負けてないんよ、カツオが! これがカレーうどんを美味しくしてるんだ。カレー食べてる時、最初に来るのは「ふぅっ〜 」とか「はぁ〜っ」とかじゃないですか? 辛さを一番先に感じているわけです。違うんです「ぁあ〜っ... 」が先に来るんです。鰹の旨みと香り、醤油の旨みとキレ、これなんです。これが、「カレー」というぼんやりした味に喝をいれるんですよ。
「これを知ってる、これを口にできる日本人ってほんと幸せ者だよな」
そう、思います。日本人は鰹の背中に乗って、昆布の背中に乗って、椎茸の背中に乗って1000年の時を生きてきたんです。伝えていきましょう。たった「カレーうどん」されど「カレーうどん」。ご先祖様が命懸けでリレーしてきた「思い」、紡いでいきましょう。伝えていきましょう。
「だし強化月間」、スタートです。









