武蔵国から愛を込めて「ラブレターフロムムサシ〜 ♪(ヒデとロザンナってデュエット知ってます?)」
「大和国を目指すそうめん〜 ♪」
「目を閉じて大熱唱のところ悪いが、クビ。」
例によってiketch店長にクビを宣告されましたので、マイクを置いて真面目にやっていきたいと思います。表題の「煮麺(にゅうめん)」とは、素麺を温かいだしで食べる料理で、全国的に知られてはいますが奈良県が発祥の郷土料理です。そうめんは奈良時代に唐(中国)の国から伝来した手法で、神話の三輪伝説から大和の中央にある三輪山麓が発生の地といわれ、現在も三輪そうめんとして有名です。にゅうめんは、その字の通りそうめんを煮たもので、冬は温かく、夏は冷やして季節の具を上に飾ります。

具材もさまざまで蒲鉾、薬味ネギ、椎茸煮、三つ葉、卵... 枚挙に遑がありません。で、結論、何が美味しいかって...
「優しいんだよ〜 味が。」
これなんだよ。メリハリ効いた料理が多い昨今において「煮麺」は「癒し的存在」なんです。病中病後、夏に受けたダメージを未だ引きずる現代人、素麺に助けられたくせに、素麺を軽んじる連中に iketchが会心の一撃をお見舞いしましょう(鼻息荒すぎ)。素麺選ぶ人って「日々しんどい人々(笑)」なんですよ。一から出汁を引いて、かえしは... なんてiketchが言い出したら、
「頼む、勘弁してくれ!」
ってなるはず。じゃ、いきましょうか「ヤマキ師匠、お願いいたしま〜す!」
ヤマキさんに甘えちゃおうよ。美味しいもの、体に優しいもの食べよう。今はそれでいいじゃん。
「だし引きも、つゆの仕立ても任せてくれ!」
さっすが師匠。「ヤマキの麺つゆ」希釈率はつゆ:水=1:4でいってくれ。みりんも、追い鰹も、砂糖もいらない。余計なことすんな。ヤマキさんを信じろ。鍋でもレンジでもいい。希釈したつゆは熱々に準備しろ、素麺は気持ち短にゆがき、茹で湯は捨てないで麺だけザルに入れて流水で滑りを取り鍋に戻して温めろ。具材の準備はいいか? 今回iketchは「三つ葉、椎茸煮、蒲鉾、小口ネギ」でいくぞ。丼に温めた素麺を投入、熱々のつゆを投入。具材を散らせ! 味変は七味で十分だ! いただきまーす♪

「武蔵のうどんはあんなに力強いのに、大和の素麺はなんでこんなに優しいんだ... 」
なんか... うるっときちゃいました。素朴なのが体に溶けていく感じがする。熱々の優しさがおだしの国の人々に溶けていく。日本人の心に溶けていく。だしを信じる人々の力、だしの力。









