前回はマルトモさん「だし小鍋 寄せ鍋つゆ」を使ってかにかまぼこの雑炊を作ったんですが、今日は普段作りの「きのこ雑炊」をいってみたいと思います。鍋なんかの〆の雑炊美味しいですよね! 色々な具材の旨みがつゆに溶け出しているから、卵とねぎくらいで本当に美味しい。でも、単体で作ると今ひとつ美味しさが感じられないのは、やはりだしなんですよね。魚介の練り製品が入っているとちょっと違うんですが、まいたけ、えのきあたりだとどうしても優しすぎる味になってしまいます。複雑な旨味にしたければ単純に「味の素」を入れちゃえばおしまいなんですが、そればかりでは寂しい。なので、ここでも自分なりにテーマを決めてみるといいと思います。僕はお酒の後の雑炊ならちょっと塩気が欲しいので、かつおだしで強めに味つけるとかしてます。朝、漬物なんかとさらっと食べたい、胃袋を穏やかに目覚めさせたいなんて時は禅寺の精進料理などでお馴染みの「精進だし」が良いと思います。きのこ類からグアニル酸がでますので、足すのは昆布茶だけです。昆布茶はグルタミン酸の宝庫ですから、この2つで精進だしになります。舞茸、椎茸、えのきなど一緒に煮込むだけで大丈夫、前日からだし準備する必要もなしです。しっかり食べて、今日も元気にいってらっしゃい!
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きのこ雑炊
ご飯200g、舞茸30g、しめじ30g、えのき30g本、刻みネギ10g、昆布茶小2、水250ml、塩胡椒適量、卵1個
1:水と昆布茶を鍋で加熱する
2:温まってきたところでご飯を入れ煮込む
3:沸騰後つゆが1割ほど減ったら、塩胡椒とキノコを入れて煮込む目安2分
4:溶き卵を流し入れ刻みネギをトッピングする
4:ゴマと黒胡椒を加えて完成